- 2017.02.27
- なぜ「戒名」ではなく「法名」というのですか?
☆「法名」は、阿弥陀如来に帰依し、浄土真宗門徒になられた人に授けられる仏弟子としての名前です。
「法名」は、お釈迦様の弟子になったということで、皆等しく「釋(釈)」の字を冠します。そのあとに「○○」と漢字二字と決められています。
「法名」は、生前にご本山や別院などで帰敬式を受けた方に、御門主様からいただくのが本来の形です。帰敬式を授式されずに亡くなられたときは、お世話になっているお寺の住職からいただきます。
☆どうして二字か。
宗祖親鸞聖人が釋親鸞と名告られたことにならい、私たちは二字の法名をいただきます。
☆なぜ、居士や大姉などがつかないのか。
浄土真宗のみ教えは、みな等しくともにお浄土への道を歩ませていただくという教えですから、「釋○○」の法名以外に位号などは、必要ないのです。